前回の記事では、ミニマリストの収納術①モノの減らし方の基準を知ろう!をお伝えしましたが、
次にする手順として引き続きお伝えしていきます。
正しい手順通りにお片付けをすると、必ず片付けは終わります。
前回では、持ち物の把握と、適正量を知り、手放す方法をお伝えしました。
今回は、その後の収納方法についてお伝えしていきます。
動線を意識した収納
動線を意識して収納をする場所を決めていくのは、生活するにあたりとても効率的な方法です!
作業しやすくなる為、スムーズに動くことができます。
・体のサイズに合わせた棚を活用
家族が共有して使用する場所では、それぞれの身長から取り出しやすい高さの収納場所を決める事が大切です!
例えば、シューズクローゼットの場合
身長の一倍高いお父さんの靴を1番上に収納する。
次に、お母さんの靴、次に子供たちの靴といった収納方法です。
身長から、使いやすい場所を決める事ができます。
自分で出したり、しまったりできるのでお子さんにとっては、自立を促すこともできます。
・身支度場所に収納する
例えば、次の日着ていくコートはクローゼットの中に保管するのではなく、ゼロアクションで取れる部屋の脇にハンガーでかけておきます。
サイドテーブルの上には、出かける時に持って行く財布や鍵、鞄を置いておきます。
朝の身支度する時に、必要なモノ類を集めて置いておくことで、導線を短くする事ができ、扉や引き出しの開閉もないので、時短にも繋がります。
朝の忙しい身支度には、時短は何より助かる事。
無駄な移動もなく、さっと身支度が整うのでとても便利です。
クローゼットの中も、通勤用の身支度を一カ所にまとめておくと、導線を短くでき、探す手間も省けます!
使用頻度を意識した収納
使用頻度によって、収納する位置を決めていきましょう!
例えば食器棚の収納では、使用頻度の高い家電や、お皿やカントリーなどは、「中段」に収納します。
中段・・・腰から目線あたりの位置で一番取りやすい高さです。
重さのある器や高さのある水筒、土鍋などは「下段」に収納します。
下段・・・腰より下。二番目に取りやすい高さです。
使用頻度の低い来客用のコップやグラスなとば、「上段」に収納します。
上段・・・目線より高い。背伸びや、踏み台を登って取れる一番使いにくい高さです。
引き出しの場合は、
引き出しを全て引き出さなくてもよい、手前側に使用頻度の高いモノを収納し、使用頻度の低いモノは奥に収納します。
例えば調理器具の場合は、
手前にピーラーや、木ベラ、キッチンバサミなどを収納し、奥にはゴムバラや栓抜き、泡立て器など、自分の使用頻度の低いモノを収納します。
食器棚では、使用頻度を高さを基準に収納し、引き出しでは、奥とてまえにわかる事で、使い時の取り出しやすさが格段に変わります。
・アクション数も意識する
モノを取り出す時に、使用頻度の高いモノほど、アクション数を減らすこともとても大切になってきます。
例えば、よく使うペンはすぐに使えるよう机の上のトレーにおき、他のペンは引き出しにしまうようにします。
・使用頻度別に分類し、管理しやすくする。
毎日持っていく財布、鍵やポーチは取り出しやすいキャビネットなどの上にまとめて置きます。
使用頻度の高いモノを、取り出しやすい場所にまとめておくことで、時間や労力の無駄が省けるようになり、時短に繋がります。
生活する上でいかに楽に、便利に使えるように収納する事は大切です!
自分が使いやすく、心地の良く生活できるよう収納していきましょう!
グルーピングの効果を意識した収納
一緒に使うモノを、まとめて収納してみましょう!
よく探し物をしたり、作業に取り掛かるまでに時間がかかったりする場合は、「グルーピング」を使うことがオススメです!
グルーピング・・・使うモノを一つにまとめて収納すること。
グリーピング収納は、手間も時間も省くことができる収納方法です!
例えば、朝食セットをグルーピングで収納します。
パンを食べる人は、トレーにバターやジャム、チーズをまとめて冷蔵庫に入れておけば朝食の準備がスムーズです。
他にも、年に一度の行事のモノも、グルーピングしておくとスムーズに支度ができます。
使用頻度の高いモノから、低いものまで効果的な方法です!
注意点
・グルーピングしたモノを崩す事ができない。
・同じアイテムをいくつも持つことがある。
しかし、グルーピングをキープしておく事で、無駄な時間をはぶき、動線の短縮にも繋がるので、高い効果を生み出す収納方法といえます。
定位置を意識した収納
定位置を決める事で探し物をしなくなります。
探し物をする時間は最も無駄な時間と考えてください。
多くの方が探し物をした経験があると思います。
私もありますし、結局見つからず購入して後から何個も同じモノが出てきて後悔した経験もあります。
探し物をするということは
・モノを収納する場所が明確に決まっていないから
・使用して同じ場所に直さないから
定位置を決めるのは、直しやすい場所も考えて決める事が大切です。
「誰が、いつ、どこで、どのような事に使用するか」を、日頃の行動パターンを思い浮かべると、ふさわしい定位置がわかってきます。
・ラベリングの効果
定位置が決まると、ラベリングしてみてください。
ラベルを貼る事で、そこに何があるか、誰でもわかるようになり、家族の人から「どこにあるの?」と聞かれる事が減ると思います。
使った後も、ラベルがある事で元の場所に戻そうという意識が働き、片付けやすくなります。
自分だけ定位置がわかっていても、片付きません。
家族みんながわかっていてこそ、元の定位置にモノを戻す事ができます。
ラベルを貼る事で、モノの場所を把握したり、戻しやすくする他に、それ以外のモノを入れにくくする効果があります。
その効果のおかげで、自然と整うのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は最適な収納方法をお伝えしました。
動線を考えて収納場所を決めたり、使用頻度を意識して収納場所を決めたりと、どこに何をしまうかが少しイメージできたのではないでしょうか?
一度収納し、使いながら最適な収納場所を見つければいいと思います。
そして、少し手間のかかるラベリングに挑戦したみてください。
冷蔵庫内の調味料のラベリングはとても有効でないかと私は思います。
一人じゃない!一緒に頑張りましょう☆☆
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