武田友紀さんの「繊細さん」の幸せリストの本を読んでみました。
何冊か繊細さんの本を出版されているので、内容はしっていたのですが、今回じっくり読んでみました。
以前、「私、HSPなの!」とカミングアウトしてくれた友達から、HSPの事を知り、
「もしかして私もかもしれないなぁー」
と思っていたので、いろいろ調べているうちに、私も類似点がたくさんある事を知りました。
本書では、
わかるなぁ〜。と共感できる部分がたくさん出てきて、読んでいくうちに心のトリートメントができる内容でとても参考になりました。
私なりに大切な部分を抜粋し、まとめてみました。
繊細に感じすぎて悩んでいた事もあったので、
『悩まなくていいんだ。』
と素直に自分の繊細さを受け止めることができ、心が軽くなりました。
ご興味のある方はぜひ、読んでみてくださいね。
HSPとは
HSPとは、人一倍繊細な気質をもって生まれた人の事です。
繊細さとは生まれつきの気質です。
5人に一人いるといわれています。
こうした気質を持つ人は職場や家庭など生活の中で気疲れしやすいといわれます。
敏感すぎる人と呼ばれるのは正直、
気持ちのいいものではないけれど、
自分の繊細さは、克服すべき問題ではないと知る事ができて、心が軽くなりました。
そして、繊細さを受け入れることで幸せになれると本書で学びました。
繊細さを含めて自分を大切にしようと考える事で、人生が大きく変わります。
深く感じられる繊細な自分を誇らしく思ってください。
幸せを増やす方法とは
繊細さんは、繊細さを大切にする事でどんどん元気になります。
幸せわ増やすポイント
・成果主義にとらわれず、自分の為だけに感じたり味わったりする時間を取ること
・繊細さを自分の幸せのために活かすこと
簡単に結果は出さず、納得いくまで深く考える傾向があります。
その為、成果にとらわれすぎると、本来なら満たされる幸せな事が、
『無駄なモノ、生産性がない、役に立たない』
とおいやられ、見えなくなってしまいます。
成果を出す自分でなくてはならない。と強く思っていませんか?
趣味でも仕事でも、他人より上手くできないなら意味がない。
と思ったいませんか?
そう思っていると、幸せが遠のいてしまいます。
繊細さんには、逆効果になってしまうのです。
成果に囚われてはいけません。
私は私でいいんだ。
自分の幸せを大切にしたい。
と思た時、幸せを感じる力が開花されたかのように、人生が変化し出します。
損得感情、成果や、生産性を考えず、自分を受け入れ、満たされる心を一番に大切に考えてみてください。
そうする事で、一つ、また一つと幸せが増えていきます。
幸せを感じる為に大切にする事とは
幸せを感じるには、『自分に合う環境に身を置くこと』が大切です。
共感力が強いので、合わない環境にいるとしんどくなってしまいます。
感じる幸せを伸ばすには、
『自分のために感じる時間を取ること』
『楽しんだり感じたりすることに、もっと時間を使ってもいいんだ』
と自分自身に許可してあげましょう!
自分の幸せに気づき、大切にしていいんだと思えると、成果や忙しさに振り回されにくくなります。
自分のために感じたり味わったりする時間は幸せそのもの。
もっともっと自分の幸せを大切にしていきましょう!
感じる幸せを伸ばすには、『心と体をケアすること』
感じたことを受け止めてケアすることで、『何を感じても大丈夫』になってきます。
感じたことはなんだあれ、大切にしていきましょう!
そうすることで、毎日のいいものを感じる力も仕事に役立つ感じる力も、ぐんぐん伸びていきます。
いいものを増やす事とは
自分がいいなぁ〜と思うものに囲まれて下さい。
心が整っていても、自分にとって魅力のないものに囲まれていては、暖かい気持ちになる機会が少なくなってしまいます。
心の余裕がなくては、いいものを感じることができません。
・自分→幸せを感じられる自分であること
・まわり→いいものがまわりにあること
繊細さんは感じる力が強いからこそ、自分に合う環境に身を置くことがとても大切です。
それは、人間関係や職場、住んでいる部屋や街なども同じです。
合う環境とは、
『まわりの物や人からエネルギーをもらってどんどん元気になれる環境』
の事です。
合わない環境とは、
『違和感やストレスで消耗する環境』
な事です。
部屋を整えたり、デスク周りを飾ったりするのも居心地が良くなるので、とても良いです。
少しの身近なことから整えたいきましょう。
ここで、勘違いしてはいけないのは、
『いいものは、高級品ではない』ということです。
いいものとは、
『ときめくものや、心地の良いもの、一緒にいて嬉しくなるもの』の事。
いいものを少しづつ整えていきましょう。
その為には『欲』が必要になってきます。
思いっきり『欲』を出す事とは
周りにいいものを増やすために大切なのが『欲』です。
欲を禁じていると、人生が漂流してしまいます。
なぜなら、欲がわからないと、自分が何を望んでいるのかわからなくなるので、まわりに流されてしまうからです。
欲は自分を動かし、喜びを手にする原動力となってくれます。
欲を解放すると、欲と一緒に心に願いが出てきます。
それは、わがままでも、高望みでもないく、『人生で望んでいること』です。
自分が望んでいるものを、そのまま真っ直ぐ望んでいっていいのです。
まずは、小さなモノから、ときめくものに変えていきましょう。
スプーンはこれがいい!
カレンダーはもらうけど、自分が好きなものを買おう。など。
ときめくものからもらえる喜びは、人一倍です。
問題なく使えるものと、ときめきを感じるモノでは、幸せを感じる度合いが大幅に変わってきます。
ボールペンや、水筒、お箸や、コップなど小さなモノから、これがいい!と思うモノに変えていきましょう!
幸せを大切にし始めると起こる変化とは
幸せを大切にし始めると感じる力が伸びていきます。
当たり前に使っていたものに違和感を感じだしたりして、自分に合うものに目が行くようになっていきます。
そして、本当の自分が望んでいる事に気づき出してくる。
コストパフォーマンス重視なものより、
『気心地がいい、見た目が美しい、心が安らぐ、潤う』
など、感性が喜ぶものと一緒に過ごすようにしましょう!
小さな違和感を、
『まだ使えるから、これで足りているから』
と気持ちに蓋をしないで下さい。
ときめき探しを日常に取り入れてみてください。
帰りの車の中からみる夕日が私のときめく時間!
でも、構いません。
目についたものから少しずつ増やしていきましょう。
空が綺麗!
寒いけど、空気が澄んでて気持ちがいい!
もうすぐ日が昇る!
今日も素敵な事が起こる!
と、景色を見てワクワクできるのも繊細さんならではです。
そう意識することで、自然と周りにときめくモノ、事が増えていきます。
自然の中で自分の時間の感覚を取り戻す事とは
心も体も疲れているのに、頭だけは忙しく、
『次は何したらいい?資格を取る?転職する?』
など、次から次へとやるべきことを求めてしまっている時ってありますよね。
そういう時は、何かしなくては!という呪縛にとらわれてしまっています。
社会の忙しさに巻き込まれ、自分のペースを、本来の自分の時間の感覚を見失っている時かもしれません。
時間の感覚は人によって違うものです。
人に左右されてはいけません。
自分の時間の感覚を取り戻すには、
自然に触れ
『もっとゆっくりでいいんだ!』
と体感し、忙しさが不自然なことだと気づくこと!
自然の中で過ごす趣味を持つ人は、待つことを知っています。
自然というコントロールできないものと共に過ごすことで、どうしようもない事はあると、おさまるまで気長に待つなど、どっしり構えるようになるのかも知れません。
繊細さんは、スピードが速い仕事や、雑でいいから早くする仕事は向いていない傾向があります。
一番しんどいのは、今いる環境に影響されて、もっと早くと自分で自分を急がせてしまうこと。
自分が遅いのではなく、社会側が速さを求めすぎていると知りましょう!
そうすることで、自分のペースを取り戻しやすくなるのです。
自分の心地よい環境は、自分で整えていくもの。
しんどくなったら、人に左右されているのでは?と、現状を見つめ直し自然の中で過ごしてみてください。
直感の幸せに気づく事とは
直感を大切にする事で周りに、いいもの、気の合う人がふえ、毎日ときめきが増えていきます。
直感はやりたいことを示すコンパス!
直感を手がかりに行動する事で、幸せな方向へと進んでいけるのです。
繊細さんの直感は、自分にいいものを教えてくれます!
しかし、不安から頑張り続けてきた人は、直感が封じられている可能性があります。
不安が強いと、頭で考えて安全な物や無駄のないものを選びたくないので、『なんとなくの直感に頼れない』と思ってしまうようです。
対処法は、直感がある前提で、ちょっとしたことから使ってみること!
食べ物を選ぶ時など、支障のない範囲で少しづつ直感をためしてみましょう!
頭で考えてばかりだと、直感は錆びて動かなくなってしまいます。
とても勿体無いですよね。
直感を上手に使うコツは=リラックス!
心と身体は一心同体です。
直感は、心と体を土台に発生すると言われています。
直感がうまく働かない時、深呼吸したり、運動したり、リラックスしてみましょう。
直感を大切にする事=自分の本音を大切にする事
直感は使うことで磨かれていきます。
頭で考えて決断するのではなく、自分の直感をいかせるように、少しづつ取り入れていきましょう!
まとめ
いかがでしたか。
繊細さんが幸せに過ごすための方法が学べ、とても参考になる内容でした。
直感、、、確かに直感よりも頭で考えて決めていたな。とか、
生産性ばかり考えて、やることや、無駄な事を決めていたな。とか。
自分を見つめ直すいいきっかけになりました。
まずは自分の幸せを考えてみる。
心地よい環境作り、心地よいモノに囲まれ、ときめき探しを日常に取り入れる。
そこから、直感で物事を決めていく練習をしてみる!
前に進む道標ができてとてもよかったです。
ほんの一部分の紹介ですので、一度本書をじっくり読んで、参考にしたみてくださいね。
一人じゃない!一緒に頑張りましょう⭐︎⭐︎
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