『死から大切な事を見つめ直す』という内容が書かれている書籍を読んでみました。
『死』という、みんないつかは必ず訪れる最後の日。
多くの人が死ぬ時に後悔したこと
→もっと冒険すればよかった
→挑戦せずに生きてしまった
→好きな事をもっとすればよかった
など。
後悔しない人生にする為には、『何を大切にし、今をどう生きるか!』という普段考えない視点で、改めて自分の人生の過ごし方を見つめ直すことができる、良いきっかけになったと思います。
質問形式で書かれているので、質問内容ごとに自分の心と向き合っていくのですが、本当にセラピーを受けているように感じ、自分の中で答えが出るのでスッキリした感覚になります。
ご興味のある方は是非、読んでみてくださいね!
学んだ事を一部ご紹介したいと思います。
死を考えて気づく事
毎日何を大切にして生きていますか?
心の声を無視していませんか?
そんな事、考える余裕もないように忙しく毎日が過ぎていきます。
一度立ち止まり、自分を見つめ直す事で、大切な事に気づいていきます。
・あの世に服もお金も物も何も持っていけない
もったいないから〜
汚すと着られなくなるから〜
大切すぎて使えない〜
お金はたくさん貯めないと、将来不安だから〜
日々、自分の心に正直に生きようとすると、こんな気持ちが出てきてしまいますよね。
でも、いつ死ぬかわからない。と考えると、
・大切に使おう!とか、
・使わずに置いておく方がもったいない!とか、
・どうしてもしたい事、欲しい物、勉強や体験にお金を使おう!
という気持ちになってきませんか?
死んでしまっては、何も出来なくなります。
生きてる今、今を大切に、心の声に従って生きていく事は、満たされる事にも繋がったいく事だと思います。
・お金を失う事がこの世の最大の不幸ではない
この世の最大の不幸とは、死ぬ前に後悔する事です。
〜をすればよかった。
〜に行きたかった。
〜して過ごすのが夢だった。
〜したい事ほとんど出来なかったのではないだろうか。
そう考えると、何の為に働き、自分の時間の大半を仕事に使い、そのお金を何に、どう使っているんだろう?と思いませんか?
家族の生活の為、子供の為、自分の趣味の為、『稼いだお金を最大限に有効に使う事が大切だ』という事に気づいてきます。
お金の使い方の、見つめ直す良いきっかけになりますね。
安いからとか、これで良いや。ではなく、自分の時間を使って稼いだ大切なお金。
これが良い!これが食べたい!これを使うと心地がいい!
そういうモノ、コトにお金を使いたいですよね。
今、自分の死と向き合う事で、本心に気づいていきます。
・いつ死ぬかなんてわからない。
『後悔しないように、毎日生きよう!』この心がけは大切だと思います。
生まれた瞬間から、死に近づいていると考えると、何だか怖くなりますよね。
サムライたちが、あれだけ潔く、情熱的に生きられたのは、「自分はいつか死ぬ身である」という事実から目をそらさずに、「この命を何に使おうか」と、日々心を練っていたからだそうです。
何だか立派ですよね。
『ありのままの自分で、その湧き上がる本心から生きたとき、たとえ3日の命でも、そこに後悔はない。それが命というもの。』
この考えは大切かもしれません。
ダラダラし、したいかわからない事をして過ごすよりも、本当にしたいと思った事をする!
自分のしたい事にフォーカスできるように変わっていく!
何もしたくない。そう心が感じているなら、とても疲れている。という事に気づいてあげる!
そうして、何の罪悪感も持たず堂々と何もしない時間を作る!
これも本心に従った立派なことです。
心の声を受け入れ、今したい事をする時間を堂々と作る!
何だか人生前向きになれる内容です!
死から自分を見つめ直す
自分にとって本当に大切なことって何だろう?
大切な人って誰だろう?
この二つを本気で思っているだけで、いい人生が送れるといいます。
人は、誰も死なない。と思い生きている。といいます。
『人は死ぬもの』と自覚することから、正しい見方が生まれ、明るい哲学が生まれます。
・どう死ぬか
→どう生きるか。
・どう生きるか
→どうありのままの自分を受け入れるか
そこが出発点
・死を見ないと言う事
→自分の嫌なところを見ないと言う事。
→自分に素直になれない。
嫌なモノを価値判断せず、ありのまま見れば、生かすことができる。
嫌な感情と一定の距離をおき、客観的に見ることは大切です!
誰になる必要もなく、堂々とあなたでいればいい。
欠点こそ個性、あなたらしさです。
スティーブ・ジョブズの言葉から学ぶ
・今日の1日を人生最後の日として生きる。
そうすればいつの日か間違いのない道を歩んでいることだろう。
やがてその日は必ずやってくる。
・朝鏡に映る自分に問いかける。
もし今日最後の日だとしても、今日する事をしているだろうか?
違うという答えが何日も続くようならば、道を見直せという事。
・心に従わない理由などない
・死を片ときも忘れない事
死から今日を見ると、今する事、すべき事が見えたきます。
余計なモノ、悩み事、頭の中のモヤモヤしている事を、断捨離し、自分が大切にしているコト、モノにフォーカスしていきましょう!
きっと後悔のない人生に近づいていきます。
そう考えると、何だかワクワクしてきませんか?
死から考える悩みの解決法
1日6万回以上考え事をすると言われていますが、90%は昨日と同じことだそうです。
1日のほとんどを変えられない過去のことと、起こるかどうかわからない未来の不安にあれこれ悩んでいます。
今日死ぬって思ったら過去のことなんてどうでも良くなりますよね?
悩んでいるときは、今日は人生最後!と声に出してみるといい!
未来の不安なんてバカバカしくなってきます。
人生は今ここにしかない。
当たり前と思ったとき、人は感謝を感じなくなります。
5分後には誰に何があるかはわからない。
次にまた必ず会えるとは、誰も言えない。
一瞬一瞬を、これが最後かもしれないと思って過ごすと、モノの考え方、捉え方、感じ方や接し方など随分変わってくると思います。
本書で心に残った質問
何もかも大丈夫としたら、本当は何をしたい?
この質問には、深く深く自分の心と向き合いました。
冒険とは、世間体で生きるのではなく、自分の本当の気持ちで生きる事だといいます。
それが本気で生きるということ、自分らしく生きるということ!
自分らしくとは、どんなんだろう?
他人の価値観に踊らされ、自分の本当の願いではない夢に迷わされ、その結果なかなか夢が叶わない。
周りに影響され表面のところからでてくる浅い願いは、頑張ったって成果が出ません。なぜなら、本気になれないから。
何だか満たされない人は、他人の意見に踊らされ、本当に自分の望む願いがわからない状態になっているかもしれません。
心の奥底で感じる本当の願いき気づいていく事が大切です!
・願いの見分け方
心で思う願いは何?
例えば、仕事に追われることなく、ビーチの見えるところで、ゆったり暮らす。
少しの素敵な人に囲まれながら。
それから?
と自分に問う。
それから?それから?
と、どんどん問いていき、心の奥を感じていきます。
ポイント
具体的に思い描けていくとき、ワクワクするかどうか!
体が喜びに満たされていくかどうか!
そして、なんでその夢を実現したいのか?
何の為に?
目的や動機を見つめ直すのも大事です。
大好きな仲間と仲良く、楽しく暮らす。
私の生きる目的=楽しく暮らす
何もかも大丈夫だったら、本当はどうしたい?
何度も何度も問いかけていたら、本当の答えがわかってきます。
後はそこに向かってまっすぐ、ひらめいたことを片っ端からやっていく!
人生はシンプル!
夢が叶った時は?
とても心地よく、毎日毎日嬉しく、自由で満たされた感じ?
自分に問いかけてみて下さい!
まとめ
いかがでしたか?
『死ぬ時の自分になったつもりで、今の自分にどう生きたら後悔しないのか?』
という事を考えさせらる内容でした。
現実、いろんな制限の中で生きていることに気がつきました。
『制限の中でどう生きていくか!その中で、したい事をどう最大限にしていくか!』
という事を見つめ直せる内容でした。
死を意識して生きていく事の大切さを学び、小さい事に悩まない。
完璧を求める為に、大切な事を見逃さない。
未来をみて生きてばかりいず、今にフォーカスすること、好きな事を最大限に片っ端から挑戦する事の大切さを学びました。
最後の1日の自分が後悔なくいられるように、今を生きていきましょう!
1人じゃわない!一緒に頑張りましょう☆☆
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